自動車保険料を下げて自動車維持費を下げる
自動車購入時に自動車保険の事を考えているだろうか?
自動車を買ってから、”一番安い保険会社はどこだろう?”などと捜してはいないだろうか?
もちろん、一番安い保険を捜すのも大事・・・だけどもっと大事なのが自動車保険が安い車を選ぶことなのだ。
車種によって自動車保険が変わる
自動車保険は、車種ごとに基準の価格が違うのをご存じだろうか?
実は「自動車保険参考純率」と言って、車種による保険料率の基準は損害保険算出機構というところが決めているのです。
「何?そんなところが勝手に保険料を決めているのか!」って?
いえいえ、あくまでも”基準”を決めているだけで保険料自体は各保険会社が決めているので、そこはご心配なく・・・。
しかし、基準は基準として、各保険会社はこれを利用している。
A社とB社で比較して、A社の方が安い!なんてことはあっても、A社の中では、自動車保険参考純率高い車の方が絶対に保険料は高くなるように設定されている。
自動車保険参考純率について
自動車保険参考純率は車の形式によって決まります。
この形式によって保険率が変わることをクラス料率と言い、これは公開されているので誰でも簡単に検索することができます。
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この検索では、国産車だけでなく、外車の超高級車なども検索できるので、自動車購入前に、対象の車がどの等級になるのか確認してみましょう。
等級は、1~9まであって、9は1の4倍程度の保険料になると言われています。
まずは、保険料の安い車の代表、スズキ:ワゴンRワイドです。
ワゴンRワイド | MA61S |
保険始期2018年1月1日~12月31日 | |
補償内容 | 料率クラス |
対人賠償責任保険 | 4 |
対物賠償責任保険 | 3 |
搭乗者傷害保険 | 5 |
車両保険 | 1 |
ワゴンRワイド
車両保険は、車両本体の価格が高くなれば高くなります。
ワゴンRは車も安いし、保険料も安いですね。(⌒0⌒)
続いて高い車の代表。高級車の代名詞 ベントレー:コンチネンタルです。
メーカー : ベントレー | |
車名 | 型式 |
コンチネンタル | BCBEB |
保険始期2018年1月1日~12月31日 | |
補償内容 | 料率クラス |
対人賠償責任保険 | 6 |
対物賠償責任保険 | 4 |
搭乗者傷害保険 | 4 |
車両保険 | 9 |
ベントレーコンチネンタル
出ました!車両保険の料率クラスは”9”です!
まぁ、ベントレーを買おうかって人ですから、保険料などは気にならないでしょうね。(^_^;)
ところで、型式別料率クラス検索では、普通車と小型車は選べるのですが、”軽自動車”は選べません。
これは何故でしょうか?
軽自動車の料率クラスなない!
実は、軽自動車には料率クラスがないんです。
というか、敢えて書くなら、”軽自動車クラス”というのが一つあるだけなんですね。
軽自動車って、エンジンの大きさも、車両本体の大きさも、ほぼ同じ、微妙な違いで保険料率を変えても意味が無いので、一まとめに”軽自動車クラス”になっているわけです。
軽自動車の保険料率クラスは最低
では、軽自動車の保険料率は普通車と比べてどうなのか?
これは当然、軽自動車の方が保険料率クラスは安くなっています。
「普通車より高い軽自動車もあるじゃないか!」って声が聞こえてきそうですが、保険料率クラスに関しては、そのように決まっているのです。