燃費の良い車で大満足!
いきなりだが、僕の愛車はガソリン車ですが、市街地走行でなんと1リットルあたり18km以上走る。
高速道路を利用した長距離だと、リッターあたり20km超えも記録した。
スズキのKeiという車だ。
ハイブリッドでもなければ、低燃費が自慢のCVT(ベルト変速)でもない。
しかも、10年超えのオンボロ車だ。
この車以前は、スバル・レガシィのGT:ターボ使用に乗っていたため、ガソリン代がかからなくなったのは、相当な驚きだ。
レガシィの時は、ハイオク仕様だったこともあり、満タンにすると1万円近く払っていたのだが、今や、3千円強だ。
しかも、通勤だけなら、一月は一回の満タンで足りてしまう。
オンボロ車でも燃費が良い理由
なぜ、普通のKeiの燃費が良いのか?
はっきり言って、マニュアル変速というところが大きい。
スズキのkeiのマニュアルは、5MTとなっている。
トランスミッション(変速装置)による燃費と価格の差について
スズキの場合、モデルバリエーションと燃費の関係は以下のようになっている。
燃費の良さを基準に考えると。
ハイブリッド>CVT>マニュアル>4AT
価格の安さを基準に考えると
マニュアル>4AT>CVT>ハイブリッド
となる。
こうやって並べると良く判るのだが、4ATは、マニュアルより高額な上に燃費も悪いときているので、これを選ぶのはいかがなものか?という感じだね。
強いて言えば、「CVTは高くて変えないけど、オートマ限定免許なんだよね」なんて人が”仕方なく”購入するぐらいだろう。
で、残ったハイブリッドとCVT、そしてマニュアルのうち、どれが最も得だろうか?という話になるわけだ。
このバリエーションで考えると、綺麗に燃費が良いほど高いということになっている。
良く出来てるねぇ。(*^o^*)
トランスミッションのバリエーションは少なくなっている
とはいえ・・・、
最近の新型車を見ると、マニュアルは設定されていない車種が増えてきている。
スズキの場合だと、人気のハスラーは旧型は4種類のバリエーションが揃っていたが、4ATは廃止されたようだ。
まぁ、前述のような理由で、これを選ぶ人は相当少なかっただろう。
で、注目はCVTの価格が5MTと変わらないというところ。
オートマをCVTに絞ったおかげで安く出来るようになったからか、5MTが売れないんで、少量販売となり価格が上がってしまったのか?
ハイブリッド(Sエネチャージ)はMTの設定がないので、”ATが良い”CVTとハイブリッドのどちらが良いか選べばよいわけだ。
CVTも意外と良かった!
CVTと5MTを比べて価格が安いというメリットは無くなった。
では燃費はどうか?
カタログを見ると、
5MT 24.8km/リットル | CVT 26.6km/リットル |
なんと、CVTの方がマニュアルより燃費が良い!
マニュアルの場合は、運転技術で燃費が変わるので、実際は大きく差が出る可能性がある。
ってことは、損得で考えるとCVTの方に軍配が上がるわけだ。
自分の車が5MTだから燃費が良いと考えていたのだが、実際は技術の進歩によってATの燃費もかなり向上しているし価格も下がっている。
昔から車に乗っているベテランの中には”オートマは燃費が悪い”と信じている人もたくさんいらっしゃると思う。
しかし、現実はどんどん変わっている。
ここらで、今乗っている車について考えてみるのはいかがだろうか?
もちろん、自分の車も”マニュアルの運転は楽しい”とは思うが、考えているところはあるなと感じている。